スティーブンス・ジョンソン症候群
粘膜皮膚移行部(眼、口、陰部など)より紅斑(赤くなる)、びらん(ジクジクする)などの症状が出現し、全身に大小様々な紅斑が広がり、水泡となり、発熱を伴います。
原因として薬剤によるものが多いですが、そのほかウイルスや原因不明の場合もあります。
適切な治療を行わないと生命にかかわる場合もあるので、どんなに初期でもすぐ入院することが必要です。
初期(水泡ができる前)には大量のステロイドを点滴または内服、進行気(水泡が多発してから)は、重症熱傷に準じた全身管理が必要です。
目の周囲の症状が強い場合には、視力低下や失明などの後遺症を残す場合があります。
薬を内訳している場合は、可能な限りすぐに中止してください。